耳鼻咽喉科専門医試験2

専門医試験 受験した感想 忘れないうちに備忘録として

 

MCQ:

・耳:解剖から検査 治療まで問題数は最も多い

   検査ではSRの縦の単位 HAもかなり細かい知識がでた

   手術画像はTEESのみ MESなし

   各論では遺伝性難聴が目立った

   それに絡めてNFの出題もあり

   頻出のOMAAV 好酸球性中耳炎などは目立たなかった

・眩暈:過去問頻出の支配神経と解剖局在の問題 

    それに絡めて検査の問題が出た

    各論ではMDやBPPVなど SCDは出題なかった

・鼻:全体的にプールが少ない印象 鼻中隔は引っ掛け問題

   治療方針を問う問題が多かった ゾレアは初出だが、問い方が難しかった

・咽喉頭:解剖はほぼプールか 嚥下ではサルコペニアが出た

     Lはフォルマント指数・薬剤が初出

     IEの合併感染に関する対応など 

・頭頚部:Nivは初出 TMNは舌癌のみ(記述でp16OPCが出たからか)

     細かい知識よりもその場の対応を問う問題が多い印象

     喉頭癌はcordectomyが初出 部切やT1の対応など手術の問題多め

・その他:2014年に出ているキシロカイン極量・インシデント分類が出た

     CoVIDは特に出題なし

 

記述:8題出題 耳3問 眩暈1問 嚥下1問 鼻1問 頭頚部1問  

   耳に偏った出題 感音難聴の対応 耳小骨離断 顔面神経鞘腫 PPPDなど

   頭頚部はp16OPC 

   過去問通りだが質問の仕方が鑑別を聞いているのかピンポイントで

   答えないといけないのかわかりにくい 治療方針もどこまで書けばいいのか不明

     

小論:学会の名称が変更になった→今後学会に期待すること

 

対策:過去問5年分は最低でも必要か

   プールは3割くらいだが、結構前の過去問のプールが出てたりもする

   答えは合っている問題でも、内容は難しかったりするので、

   深く勉強する必要あり

   過去問頻出があまり出ていなかったり

  (人工聴覚器・OMAAV・AFRS・TMNなど)

   するので、過去問を題材としてある程度は幅広く勉強する必要あり

   専門医通信も読んだが、役に立たないものも多かった

 

以上感想でした。

勉強内容についてはまたアップしていけたらいいなと思います。