海外学会体験記⑥番外編

海外学会に参加して思った事をつらつら書いて行きたいと思います。

 

・金銭面

 航空券が高く、GW中でもあったので航空券だけで40万 

 ホテルも10-20万、学会参加費も8万弱とこれだけで50-60万くらいかかりました。

 食事はほとんどご馳走になったので、自分では1-2万くらいしか食費では

 使ってないですが、それでもアメリカは物価が高く、レストランでランチを

 すると2-3000円は普通にかかります。大体日本の2倍くらいの

 イメージです。

 お金がかかるのが一番辛かったですね。。。

 少しは科研費から出してもらえるみたいなので助かりますが

 

・英語

 元々僕は英語が苦手で、論文を書くのも非常に苦労しました。

 ただ、文章を書くのとリスニングしたりアウトプットしたりは

 また全然違うなと感じました。

 実際の会話では、英語の文字が出てくるわけではないので

 耳に聞いた言葉をそのまま頭で理解してという作業が必要になります

 なので、英語字幕付きで映画やyou tubeを見たりは勉強には

 なっても、文字として変換する過程を経ているので、

 直接的な力はつきにくいなと感じました。

 英語しか入力の言語がない状況で、雰囲気も含めて理解するのが

 大事だと感じました。

 なのでペラペラになるにはやっぱり強制的に英語の中で過ごす体験

 やはり留学が必要だなと感じたのと

 リスニング学習については字幕なしで耳だけで学習するのが

 よいなと感じました。

 アウトプットに関しては僕は全然できなかったのですが、

 そもそもあまり話す話題がなかったので、自己紹介程度はある程度

 話せる事を準備して会話に臨むのがいいと思いました。

 後、海外の先生たちは教養も含めた話題が豊富で、歴史だったり政治だったり

 スポーツだったり色んな話題があり、英語の文法や単語を勉強する前に

 日本語でもいいので何か教養を深めてそれを相手に話せるように

 なることがコミュニケーションとしては大事だなと思いました。

 

アメリカ 

 ざっくりなテーマになっていまいましたが(笑)

 感じたことを

 

 やはりノーマスクは最高ですね 

 日本のように狭くないっていうのもありますが、

 ほとんどだれもマスクをしておらず、日本に帰ってきたときに

 違和感を感じました。

 日本人は同町圧力があるので、今後もなかなかノーマスクの生活には

 ならないかもしれませんが、子供の教育にもマスクありは

 影響がありそうなので、早くノーマスクの日常になってほしいですね

 

 大陸が広いからなのか

 規模がすべて大きく、いい意味でかなり新鮮でした

 特に僕はスーパーが好きで日本でも食材を見るのが好きなのですが

 僕は行ったことがないですが多分全部コストコみたいな

 感じで、新鮮な野菜や大きいサイズでおいてあったり、

 オーガニック押しだったりと楽しかったです

 お菓子も食べたかったですが胃もたれで食べれませんでした

 

 建物も大きくて、おおらかな気持ちになりました

 

 後、初対面の人であってもすぐに握手して打ち解けて

 ナイスだねとか、クレイジーだねと言ってくれて

 これは国民性もありますが、広い国土がおおらかな国民性を

 作っているのだなと感じました。

 

 とりあえず思いついたのはこのくらいですかねー

 また備忘録として思い出した事があれば記事にしたいですが

 今回はここまで

 

 ありがとうございました!!

 

海外学会体験記⑤クリーブランド研究室見学

翌日は研究室見学でした。

 

朝の8時に喫茶店で集合

僕はコーヒーとパウンドケーキを頼みました。

胃もたれもあってパウンドケーキは全部食べれなかったので少し残しておきました。

 

実験の準備をしてもらっている間に

少し大学を案内してもらいました。

クリーブランドはメイヨークリニックという有名な病院があってラボも

そこにあります。

敷地も大きく、レンガ作りの建物もあってお洒落でしたねー

日本とは広さが違うのでそういった意味でも新鮮な体験になりました。

f:id:TAITEHU:20230519094018j:image
f:id:TAITEHU:20230519094021j:image

 

その後に研究室に移って見学しました

ラボが広いのもありますが、多少古くてもすごく整理されていました。

研究テーマ自体は僕のメインの研究テーマではなく、

上級医の先生のテーマなのでほとんど何をして何を話しているのか

わからなかったです(笑)

とりあえず電極の話で盛り上がっていました。。。

 

お昼は学食みたいなところでランチ

僕はチキンのサンドイッチとナスの煮物、ブロッコリースプラウト

炒めたものを頼みました。

量が多く全部は食べきれませんでした。

ブロッコリースプラウトは日本ではあまり見かけませんでしたが

食べ応えがあっておいしかったです。

 

また研究室の見学に戻ってその後夕方からは

少しクリーブランド観光でロックの殿堂というところに連れて行ってもらいました。

正直音楽は全然詳しくなくて、ビートルズくらいしか分かりませんでしたが

雰囲気は楽しめました

f:id:TAITEHU:20230519094049j:image
f:id:TAITEHU:20230519094052j:image
f:id:TAITEHU:20230519094056j:image

後、施設の近くには五大湖であるエリー湖があり、カナダとの国境になっている

のですが、向こう岸(カナダ)までは100㎞もあって、ほぼ海レベルでした。

アメリカって広いなーと感じました。

 

夕食はまたご馳走になったのですが、

海鮮レストランでした。メキシコ人の耳鼻科の先生も合流して最後の楽しい夜と

なりました。ただ、アメリカに来てからもう毎日飲み会で正直お酒と

食事はもういいや、って感じでしたね(笑)

最後にTボーンステーキみたいなごっついやつが来て、上の先生と2人で分けて

食べたのですが、1人で食べろよ(笑)みたいに言われて

アメリカ人は胃袋も半端ないなと思いました。

メキシコ人の耳鼻科の先生は、スケジュールを見ながら明日朝6時半から

カンファだ、クレイジーだって言っていました(笑)

f:id:TAITEHU:20230519094103j:image

f:id:TAITEHU:20230519094117j:image

 

 

後、アメリカは州にもよると思いますが、飲酒規制が緩くて

1杯くらいなら運転できるみたいです。

車で夕食場所まで送ってもらって、普通にホテルまで車で送ってもらいました。

僕たちより飲んでいたので1杯どころではなかったですが、

最終日にして衝撃でした。

 

そんな感じで最終日の夜が終わって、翌日は朝7時発の飛行機で

トータル17時間かけて日本に帰りました。

 

とりあえず日本食が食べたかったので、空港のコンビニでおにぎりを買って食べて

夜家に帰って念のために買っておいたインスタントの味噌汁と鯖缶を食べました。

やはり食事は和食に限りますね(笑)魚おいしいです。

 

海外学会体験記でした。

5日間移動含めて7日間の出張でしたがこの大学院生活の中で

正直一番濃い経験でした。

だからこそこうやってブログに記録しているわけですが(笑)

 

これで体験期は終わりですが少し思った事を続きで書こうと思います。

 

海外学会体験記④ クリーブランド

学会参加翌日はクリーブランドへ移動

目的は上級医の先生の知り合いの研究室見学の

同行でした。

ボストンからの直行便はなく、ワシントン経由で

移動

朝6時発で4時起きだったので睡眠時間も短く

きつかったですねー

f:id:TAITEHU:20230519094329j:image

 

クリーブランド着は昼前でその日もそこでブランチ

メキシコ料理のチェーンでカリフォルニ米の

サラダ?を食べました

お肉と野菜を選んで盛り付けてもらいました。

10$前後だったのでボストンで行ったお店に

比べると比較的安かったですね。

こんな感じです、美味しかったです。

f:id:TAITEHU:20230511121957j:image
f:id:TAITEHU:20230511121953j:image

 

少し間の時間ができたのでホテルにあるジムでトレーニン

ジムに行けていない時間は3,4日くらいでそこまで空いてなかったですが

久しぶりに体を動かせてよかったですねー。

日本だとジム付きのホテルはありますが、追加で利用料が必要だったりしますが、

ルームキーだけで無料で利用できたので非常にうれしかったです。

f:id:TAITEHU:20230519094233j:image

 

夕方まで少し休憩して見学に行く研究室の先生3人の内1人の家に

案内してもらってホームパーティーでした。

ザ・アメリカンな家で外でBBQ用の窯?みたいなのもあって

テンション上がりましたねー

食事は焼いた肉を含めて家で食べましたが。。。

f:id:TAITEHU:20230519094253j:image
f:id:TAITEHU:20230519094256j:image
f:id:TAITEHU:20230519094303j:image

 

みんな英語で話していたので英語が話せない僕には辛い時間でしたが(笑)

それでもずっと英語を聞いていると少しは話している内容が分かったりして

楽しかったです。

 

ただ、僕が学会発表していないことを伝えると

you are superviser!!と言われたのは中々にショックでした(笑)

次に行く機会があれば頑張らないとですね。。。

 

食事はポークでお腹いっぱいだったのですが、

そのあとにhelp your digestionということでウイスキーをショットで

みんなで飲みました、ちょっと訳が分からなかったです(笑)

 

そんな感じでクリーブランド初日が終了し、結局毎日飲んでますが

翌日も朝からだったのでホテルに帰ってすぐに休みました。

海外学会体験記③ 学会COSM

この日もブランチという感じで10時に集合、

ベーグルサンドを食べました。

 

先生方の発表は13時からだったので、

ブランチ後に会場へ。

 

喉頭基礎というジャンルで2人とも発表されました。

発表は5分、discussion10分弱という感じで、

1人ずつの発表の時間はありませんでした。

2人の発表に関する議論も活発に、、

なんて事はなくて、質問されたのはほぼ1人だけで

先生方2人は一切質問なかったですねー笑

こんな事ならぼくが発表しておけば、、

とも思いましたが準備も大変なので余裕はなかったでしょうね、、

 

夜はまた他大学の先生方と食事でした。

日本食レストランを予約して頂き、タクシーで移動

しました。

日本人店員さんがいて、刺身とか揚げ出し豆腐とか

普通の料理が出ましたねー

日本酒も美味しく、最後に食べたおにぎりは海苔も巻いてあってかなりほっこりしましたねー

 

連日の外食で胃腸が疲れていたので、かなり

休まりました。

 

ご一緒した先生方は3人家族みなさん医師で

大学スタッフで、サラブレッドでした。

耳鼻科はやはり世襲が多いですが、臨床・研究共に

頑張っておられて、刺激を受けました。

前日にはボストンでMLB観戦もして吉田正尚

ホームランも見れたようで素直に

羨ましかったです。

 

ボストンはここまで

翌日からはクリーブランド体験記になります。

 

 

海外旅行体験記② ボストン

ボストン体験記です。

 

5.4夕にKIXを出発、9-10時間でサンフランシスコで飛行機を乗り換え、5時間で現地時間の22自前にボストンに着きました。

 

その日はホテル近くのメキシコ料理屋で食事をして休みました。

ナチョスは初めて食べましたがスパイスが効いていて美味しかったですねー

 

その日はそのまま就寝

ぼくは2人とは違うホテルに泊まりましたがこれは

失敗でしたねー

ボストンは都会でホテルもかなり高く、ぼくは少しでも負担を少なくするためにbooking.comで安めの宿を探しました。アパートの部屋をホテル変わりに貸している感じの部屋だったのですが、フロントはないし同じ感じの建物が並んでるだけだし入るのにパスワードが必要だったりで、入室までにかなり苦労しました笑。夜中だったのでボストンは寒くて泣きそうになりながらなんとか部屋に入ることができました。しかも4-5万安いと思ってたのが結局税金が余計にかかって元のホテルと1-2万しか負担は変わらなかったですねー。後で調べたらアメリカ本土はセキュリティ面も考えて3つ星以上のホテルに泊まるのがいいみたいで完全に失敗しました、、

 

翌日は学会の参加登録だけ済ませて

ブランチでハンバーガーを食べに行きました。

ぼくはラムバーガーにしました。

f:id:TAITEHU:20230509035325j:image

 

午後は他大学で学会参加している先生方と一緒に

ボストン観光しました。皆さん教授やセンター長だったりでご高名な先生方で緊張しましたが、

気さくな方ばかりでした。

ボストン観光は車を借りたミニツアーのような感じで、日本人男性に解説してもらいながら

ボストン市内を回りました。

ハーバード、MIT、レッドソックスの本拠地のフェンウェイパークに行きました。

 

f:id:TAITEHU:20230509035829j:image

 

夜は一緒に観光した先生方と一緒に

海鮮レストランでご馳走になりました。

f:id:TAITEHU:20230509035951j:image
f:id:TAITEHU:20230509035955j:image

 

海鮮スープが非常に美味しかったです、、

海外学会体験記① 概要

お久しぶりです。

また半年以上更新が途絶えてしまいました。笑

 

皆さまGWいかがお過ごしでしょうか?

 

僕は初めて海外学会に参加させてもらったので

備忘録も兼ねてブログに記録しておきます。

 

参加した学会はcombined otolaryngology spring meeting、通称cosmで、アメリカの耳鼻科学会の春の総会みたいなものです。

 

恥ずかしながら発表ではなく、自分の研究テーマを指導医の先生が口演するのに帯同するという形です参加させて頂きました。卒業旅行でグアムに行った事はありましたが、アメリカ本土は初めてだったので、非常に貴重な経験になりました。

 

日程は5.4-5.10 前半はボストンで学会参加、後半はもう1人の上司のクリーブランドの研究室見学に同行するという旅程でした。

 

学会自体は5.3-5.8で、発表はお二人とも5.6だったので、5.4出発、5.5は観光をして、5.7にクリーブランドに移動しました。

 

概要はこんな感じで、以降はまた次のブログにします。

 

ボディメイクコンテスト②

以前の続きです。

前回はダイエットに関して僕が思うポイントを記事にしました。

 

今回は続いて医師目線でダイエット中に体に起こる変化を主観的にまとめてみました。

 

ダイエットをする上で、必ず食事コントロールが必要になってきます。

スマホ脳」という書籍にも書かれておりましたが、人類の脳はまだ石器時代の名残を残しており飢餓に対応するため本能的に高カロリーのものを欲するようにできているみたいです。また、高脂肪食摂取で腸内細菌が変化し、より高脂肪のものを吸収するようになってしまうため、現在のように周りに食べ物があふれている時代に食欲を抑えてカロリー収支を減らすのは僕の様な食べるのが好きな人以外でも結構難しいんじゃないでしょうか?笑

 

まずはお菓子やパン、揚げ物など高脂肪のものを控えて、できるだけサラダなど野菜をとるようにするだけでも味覚や胃腸が整ってくる感覚があります。そういった食生活を続けていると、お腹がもたれる事がないので、寝起きもだんだん良くなってきて、顔の浮腫みも取れてきます。体調自体はダイエットを続けていくと、正直よくなっていき、寝起きもいいので、頭もよく働くようになります。

しかし、コンテストを目指して10㎏以上ダイエットしたので、体調面では段々とカロリー不足によるエネルギーが足りない感じが出てきます。これは体感していないと分かりにくいと思います。食事を取るとエネルギーが充足して一時的に元気が出ますが、すぐに消費してしまって、次の食事まで時間があるとガソリンが切れたような状態になります。後、栄養が足りないと脳にまるで命令しているかの様な空腹が来ます。また、疲労感が強くなったり頭がぼーっとしたりします。

 

体重が減ると単純に体が軽くなるので、身体を動かすときに疲れにくくなります。後、筋トレの時に余計な関節の脂肪がなくなって可動域も広がり、トレーニングの感覚自体はよくなります。ただ、BIG3と呼ばれるスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどは体幹の脂肪が減ってきて腹圧がかけにくくなるので重量が落ちる事があります。特にスクワット、デッドリフトは減量最後の1か月くらいは高重量でのトレーニングは怪我が怖くて控えていました。

 

体脂肪が減る過程ですが、最初は脂肪がついてお腹が出ていたのが、少しずつお腹が引っ込んできます。76㎏もあったころは胃腸にも食事が残っており内臓脂肪もついていたので、それが最初に消費されているような感じでした。お腹の脂肪は最初は硬くてつまむ事すら難しかったのが血流がよくなってくるのかだんだん柔らかくなっていきました。腹筋の上の方から脂肪が減っていき、最後には臍の横の脂肪もなくなっていきました。しかし、僕は背中の脂肪が残りやすいタイプの様で、そこは最後まで薄々にはなりませんでした。下半身はお尻の脂肪が少なくなって椅子に座るときに痛くなり、脚のカットはハムストリングスが少し出てきましたが、内側の筋肉やお尻までは出なかったです。

 

最後に体調面ですが、体脂肪が少なくなってくるので暑いのにクーラーでかなり体が冷えるようになったり、睡眠時間が短くなって夜中に何度も目が覚めるようになります。夜寝れなくなるのはしんどいですが、減量末期あるあるみたいですね。ただ、睡眠時間が短くなっても日中すごく眠気がくるという事は特になかったです。

 

以上自分の体感についてまとめてみました。減量は特に後半は初めてのコンテストということもありきつかったですが、いい経験にはなりました。まだまだ筋量も足りていなく絞りも甘かったので今後挑戦するかは分かりませんが、家族にも見に来てもらえて評価してもらって大会きっかけに知り合いもできたのでよかったです。