ボディメイクコンテスト①
また更新が空いてしまいました、、、
特に忙しくはなかったのですが、論文にしろ文章を作成するのは頭を使うので
日本語とはいえなかなか習慣にするのは難しいですね。。。
かなり時間は過ぎてしまいましたが、実は秋にボディメイクのコンテストに初出場しました。マッスルゲートというゴールドジム主催の大会で、初心者も出やすいおすすめの大会です。
フィジークというカテゴリの新人戦に出場し、結果は残念ながら予選敗退で、入賞にも全然届きませんでした。コンテスト自体初めてなので、結果に関しては準備不足で仕方ない面もありますが、減量頑張ってきただけに悔しい気持ちはあります。しかし、研究生活、バイト、家庭と並行しながら76㎏→62㎏まで14㎏のダイエットに成功したので、自分としてはやれることはやったという気持ちはあります。(今は70㎏以上にリバウンドしてしまいましたが、、、)
正直トレーナーでもなく、コンテスト初心者で予選落ちの成績で記事にできること自体少ないですが、身体を扱う医師という立場でボディメイクについて感じる事があったのでまとめてみたいと思います。
ボディメイクをする上でよっぽど体脂肪が少ない人以外はダイエットが必須だと思います。
僕が思うポイントは⓵カロリー収支②PFCバランス③継続可能であること、の3つです
①基本的には体重は摂取カロリー<消費カロリーにならないと落ちません。
いくらしんどい運動をしても、アスリートでもない限りは運動による消費カロリーはたかがしれているので、食事管理が必須になります。消費カロリーに関しては、日によって変動があるので管理が難しいため、ある程度食事の接種カロリーを一定にして体重の変動を見ながら調整していく必要があります。
②PFCバランスとはP:プロテイン F:脂肪 C:炭水化物のバランスの事です。ダイエット中はカロリー収支がマイナスになるため、どうしても筋肉が減るリスクが大きくなります。そのため、Pは体重の2倍以上摂取して筋肉が減少するリスクを減らし、後はFとCのバランスを調整していきます。細かいバランスについては、おそらく個人差で合う合わないがあると感じます。体重の減少具合や胃腸の調子など自身の体調を見て調整するのがいいと思います。
③最後ですがこれが一番大事だと思います。お腹の脂肪が結構ある状態から、腹筋が見えたりコンテストに出れるレベルまで脂肪を落とすには、ある程度の時間が必要になります。その間カロリー収支がマイナスになる状態を続けなければいけないので、いかに疲労やストレスをためずに継続できるかがポイントになってきます。最終的にはある程度の我慢と根性が必要になってくると思いますが、我慢を続けながら日常生活のリズムに落とし込む事が重要と思います。
ダイエットに関してはおそらく記事はあふれているので、僕が思うポイントだけ書きました。具体的なダイエットの工夫やダイエットメニューなどは、また時間があれば記事にしたいと思います。
それではまた。
最近のトレーニング
元々トレーニングブログだったのが、全然更新できてないですね・・・
ランニングはもはや2回マラソン走ったっきりやってないですし(笑)
30代前半の勤務医は移動やライフイベントの変化も多くて
同じ様な生活リズムを続けるのは難しいですね・・・
トレーニングに関しては、今は週5で行っていて
①上半身
②下半身
③上半身前面(胸・肩・三頭)
④上半身裏面(背中・二頭)
⑤下半身
のサイクルで回しています。
実はオンラインパーソナルに申し込んでこのメニューを組んでもらいました。
それまでは週6-7、3週間ぶりにオフをとる事とかもあり
各種目5セットとかなり高ボリュームを行っていたのですが、
ボリュームを減らした結果、より効率よく集中してトレーニングができるように
なりました。
以前トレーニング記事を書いてからもう2年くらいたってしまいましたかね・・・
100記事を目指しているのでトレーニングについてもまた更新していきますか
実は先月まで減量を頑張っていてコンテストにも初出場しました。
予選落ちで全然でしたが4月から半年で-13.4㎏落とせたので
またそれについてもブログにしたいと思っています。
本日はここまで
またよろしくお願いします!!
大学院生活⑤論文アクセプト
久々の投稿ですね、また更新が空いてしまいました。
ベッドフリーも後半年になってしまったのでなるべく記事を更新したいです。
この度、自身初の基礎英語論文がアクセプトされたので過程も含めて
記事にしたいと思います、やったー!!
first auther は僕の名前ですが、もちろん僕一人の力ではここまで来れなかったので
教授を初め、指導医、諸先輩の先輩の先生方には感謝してもしきれません。
と言ってもあまり真面目すぎる内容をブログに書いても面白くはないので
ある程度本音も含めて砕けて記事にしていきますね(笑)
ただ、余り詳細を書いてしまうと身バレしてしまいそうなので慎重に・・・
時間がたつと忘れてしまいそうなので備忘録もかねて
以前僕の記事で基礎論文全体の流れ、有用なハックを記事にしたと思いますが
今回は実験開始から実際にアクセプトされるまでの具体的な流れについて
書きたいと思います。
実はテーマ自体は大学院生になってから2つ与えられておりまして、今回アクセプトされたのは後で与えられた2個目のテーマになります。1個目も論文にして投稿しましたが、rejectされてしまいました・・・
内容を修正して再投稿するかまた上司と相談中です。
メイン以外のテーマを保険としてもらっておくのは大事ですね・・・
同時並行で進めたり2個のテーマを同時に作成するのは大変ですが
baseはほぼ同じ実験なのでむしろやりやすくはありました
ベッドフリーの学生生活自体は貴重な2年間ですが、論文がアクセプトされないと学位が取れないし学費と時間が無駄になってしまいますし・・・
今回2個目の方がアクセプトされたわけですが、2個目はベッドフリーになってから
実験開始しました。1個目はベッドありの時から着手しておりましたがこちらの方が
完成するのが遅かったですね・・・結果が微妙だったのもありますが
話がそれましたが具体的な流れを
①実験
まずは実験しないとはじまりません
本当に大事なのは実験の計画段階だったりするのですが手を動かさないと
先に進まないのでここが臨床とは違うところですね
僕の実験はvitro(試験管内)でラット培養細胞の薬剤に対して発現する遺伝子を調べ、
vivo(生体)ではラットの実際の臓器での薬剤の反応性を調べます。
vitroは細胞の培養が1か月程度かかり、遺伝子発現はリアルタイムPCRで調べました
細胞は最初はコンタミしたりして大変でしたねー
PCRも結果がそろわなくて何回やり直したか分かりません(笑)
培養は今でも苦手なままですが、PCRはだいぶ慣れて当直中とかに1日で8回
回したりしてましたねー 作業に慣れてくると後は体力勝負です(笑)
vivoは結構大変で、臓器損傷→薬剤投与→臓器摘出で2-3か月そもそもかかるので
実験開始が遅れるとそもそも計画がずれ込んでしまいます
僕はベッドフリー1年目(大学院2年目)秋頃から初めて最終的にvivoを初めてから
1年で論文アクセプトなので、結局長くかかった感じはありますね
臓器摘出した後はプレパラート作成、染色です。
②データ解析
検体がそろったがvitroもvivoもデータ解析が必要です。
おそらく論文として世に出るにはここが一番重要で、皆さん頭を悩ませておられる
ところかと思います。今回アクセプトされた2個目のテーマの方は
比較的データも有意差がつくいい結果が出て、vitroとvivoのデータの乖離も少なかっ
たので考察も比較的シンプルにいけました。
ただ、そうはいってもこれはあまり大きな声では言えませんが、データ改ざんでは
ないですが有意差を出すためにダメなデータを廃棄したり変えたりして、
何回か解析を繰り返しました。統計も使う手法によって少し結果が違っていたりも
するのでより有意差がでる手法を選んだりもしました(本当はNの数、正規分布に
従っているかどうかで手法を選んだりはできないのですが、あまりうるさくは
いわれない雑誌なので運がよかったです・・臨床ではないですがNEJMなどでは
統計手法についても厳密ということなので無理ですね)
後、main figureがあれば説得力がかなり増えるので染色もかなり気合を入れて
やり直しもしました。
まあ当たり前なんですが、論文がアクセプトされるかどうかは新規性がないと
いけないので、negative dataでもいいことはいいんですが、positiveに越した
事はないですよね 特に医学論文は臨床応用前提にする実験がほとんどなので
③論文作成
これは全体的な流れは前回記事にしたので省略しますね
年明けから論文作成初めて結局アクセプトまで半年以上かかりました。
英語で文章作成自体が慣れなかったのもありますが、ある程度形になるまでに
もかなり時間がかかり、形になってからも指導医の先生とのやり取りで
完成までにさらに1-2か月程度はかかりました。
ただ、ここでかなり苦労したので論文作成の流れ自体は体に染みついて
英語(読むの限定ですが(笑))アレルギーはかなり少なくなりました
話すのは無理です・・・
④投稿~アクセプトまで
論文が完成したら、いよいよ投稿です。
ここまでも長いですが、ここからが本番と言われています。
とういのはほとんど投稿ですぐにアクセプトという事はなく、
一流紙ではほとんどreject、よくてもrevisionでmajourが多いみたいですね
僕はreviewerの当たりがよかったのか幸いminer revisionで帰ってきて
返事から2週間程度でアクセプトされました。7~8月頃に投稿したので
結局2か月かかっていますね。これでもかなり順調なので、臨床で論文を
書いている先生方はどうやって時間を作っているのか本当に不思議で
頭が下がります。
一応僕の出した論文はランクでいうとBランク(NEJM、BMJなど一流紙が
Sランクとすると)でminer 領域ですが一流紙ではあるので非常にうれしいです。
無事アクセプトされましたが、アクセプト率は10%程度みたいなのでデータが
よくてreviewerの当たりの運もよくてよかったですね。。。
年末年始も12/30-1/1以外はずっと研究の仕事をしていたので苦労が報われた
感じはありますが、もう1個の論文もあるので気を緩めず頑張りたいですね・・・
ただ、学位はとれるので保険ができて少しほっとしています。
何か自分にご褒美でも買いましょうかね(笑)
久々にゲームでも スイッチでポケモンでも買いましょうか(笑)
読んでくれてありがとうございます、また研究については細かい
内容について記事にしましょうかねー
必ずアクセプトされる医学英語論文 改訂版 [ 康永 秀生 ]
- 価格: 3520 円
- 楽天で詳細を見る
大学院生活④子育て
おはようございます。。。
更新がまた空いてしまっていますが、少しまた記事を書いてみます。
大学院生医師は僕のような専攻医→大学院生パターンだと、
ちょうど30代前半になる方が多いかと思われます。
おそらく男性医師も女性医師もお子さんがいらっしゃる方も
いるのではないでしょうか?
僕も2児のパパで長女、次男がいます。
かわいい盛りでママには大変感謝ですが、まあ大変ですねー
特に2人になってからは手が足りなくて毎日夜は疲労困憊で即寝してしまいます(笑)
まあ日中はバイトだったり実験だったりで家にいない事が多いのですが、
夕方はなるべく早めに帰って子供との時間を作るように努力はしているつもりです。
子供を中心とした悩みは尽きないもので・・・
小さいところで言えば、休みの日の過ごし方や食事
大きいところで言えば、進学(小学校)などですかねえ
一つ、読んでくださっている先生方のために僕なりにライフハックを
休みの日、毎回毎回遊びに連れて行くのは大変だし、出費も結構かさみます。
例えばテーマパークに行くと、何万単位でお金は飛ぶし、ショッピングモールなんかでも、ランチや子供のおねだりに付き合うと何千円は飛んでしまいますからねー
全然お金貯まらないなあ、格安スマホにしたりしてちょっとは節約してるのに・・・
って思いますが
そんな時に利用できるものを紹介したいと思います。
①動物園
ものではないですが(笑)
なんといっても値段が安いし、半日は時間つぶせます。
移動をどうするかでまたかかる金額は変わってきますが、僕の住んでいる地域は
都会ですが動物園は自転車で行ける距離なので年パスを買って2か月に1回ほど行っています。入園料が1000円以内なので、水族館や他のテーマパークと比べると
安いし、動物がいる分大人もそこまで退屈しないですからねー
僕は公園行ったりすること自体は嫌ではないですが、砂遊びなんかをずっと
見ているのが退屈で、毎回は嫌なんですよね・・・
その点動物園なら次は何の動物みようとか、ある程度子供もコントロールできるので
安いしめちゃくちゃお勧めです!!
登録している人も普通にいると思いますが
年会費1万円弱で、ディズニー見放題です。
僕はamazonprimeの学生会員なので、月額250円でめちゃくちゃ安く登録してるんですが、チャンネルとしてはこっちの方がおすすめかなあ
雨の日や外出しんどい時は子供も大人も楽しめるのでいいですし、実は英語字幕の英語という設定もできるのでやる気があれば英語学習にもおすすめです(やってないけど)
何しろ子供が喜ぶのと、youtubeの様に雑多なチャンネルではないので、
子供に見せる罪悪感が少し少ないのがメリットかなと思います。
だんだん外れてきましたね(笑)
完全に僕の主観ですが、スーパー銭湯はたまに利用してました、娘連れて
やっぱり家でも子供お風呂入れながらだとゆっくりつかれないし、
むしろ疲れたまったりするので、たまに大きいお風呂に入りたくなります。
スーパー銭湯で長時間過ごすのは難しいですが、テーマパークに行くのと
比べると安いし、子供もお風呂好きで喜んでくれるので楽しいです。
勿論溺れる危険もあるので目は離せないですが、寒くなったらまた利用しようかと
思います。
④番外編 大学病院
もしかしたら実はこれが一番多いパターンかもですねえ
僕は実験室が大学病院の医局の隣にあるので、子連れでもできる簡単な実験や
作業などは土日に大学に行ってする事もあります。
本当はよくないかもですが、病院にはキッズスペースっぽいものもあって
子供を遊ばせられるし家は散らからないですからねえ
僕は子供遊ばせながら論文作業する事も結構あります、
勿論集中するの難しいですが、やらんよりはましです!
以上僕のおすすめでした、また今度
大学院生活③ ライフハック
実際に大学院生活で役に立ったものを紹介します。
ライフハックというよりは勉強、特に論文作成時ですが・・・
まずは少し論文作成の流れをまとめます。
”必ずアクセプトされる医学論文完全攻略50の鉄則”にも書かれていますが
例えば基礎研究の論文の流れとして、
Abstract→Introduction→material&method→result→discussion→conclusion
という流れになっていると思います。
Abstractは最初に書けないので、最後にまとめます。
後はfigureは一番最初に作ります。
一番目立つ場所なんで、きれいなfigureを作るために実験やっているといっても
過言じゃないですね(笑)これが一番大変ですが
他は順番に書いて行った方がいいですが、最初は中々Introductionから書けません
というのも慣れていれば別ですが、僕なんか全然優秀ではないので
参照文献の検索などせずに言われたまま実験をやって失敗するというパターン
だったので、Introは何書いていいかわかりませんでした。
やった実験内容と結果をmaterial&method Resultに書いてから他を書くという
やり方をしてしまいましたが、流れとしてはIntroで今までわかっている内容と
これから研究する内容の紹介をしてから実験デザインを立てて進めていく方が
いいと思います。だから最初から参照文献は集めておくべきなんですが・・・
結果を含めて考察し、この時にも文献を根拠にして考察するので
kここでもまた論文検索が必要になってきます。
一応本ではintroの文献とdiscussionの文献は目的が違うので
違う文献にした方がよいと書かれています
研究デザインがしっかりできていればこの流れが一番いいですが、
そもそもAutherが思ったような結果が出ないことも多いと思うので、
Resultをこねくり回して無理やり結論付ける事もあったりします。
研究本来の目的からすればだめな事なんですが、時間的な制約があったり
せっかく出た結果を何とか形にしたかったりと特に医師大学院生は
研究だけしているわけじゃないので事情は様々かと思います。
次は実際に役立ったものを紹介していきます。
以上を踏まえて文献検索、英語は必須なので主にそれの紹介です。
①Endnote
非常に便利です。去年購入しました。
知っている方も多く、僕も使いこなせてないですが
論文がPDF化されていれば、そのまま取り込んで、
整理します(ここは普通のフォルダと一緒)
ここからが便利なところです(というかこれしかやっていません笑)
例えばwordで英語論文を書いたとします。
previous study reported ~. という文章に引用文献をつけたい場合は
そのピリオドの所にフォルダから文献をドラッグするだけで、
番号整理とword文章の一番下の段に文献名 著者 jounal名 出版日など
必要な事を整理してくれます。
順番の並び替えなども勝手にやってくれるので、文献整理の手間が
かなり省けます。
後、これは僕のやり方ですが、ファイル自体PDFで保存するときに
文字化けする事があると思います
(古い論文など 一流紙では少ない印象 耳鼻科でいうとlaryngscope
NEJMなど)
その時、ファイルの保存ではなく、pubmed検索のciteの所からEndnotoに
入れると文字化けしません
ただ、PDFは後で追加しないといけないので、
僕はgoogle scholarで検索、保存(scholarは非引用文献多いものの順に出るので
検索しやすいと考えています) 次に論文名をpubmedにコピペして取り込み
の流れでやっています
少し手間はかかりますが、Endnoto上で整理されたときに文字化けしないので
かなり見やすくなります。
②必ずアクセプトされる医学論文完全攻略50の鉄則
先に紹介した本です
論文作成、投稿後の流れがのっていて非常にわかりやすく、正直
実験計画を立てる前に読んどけばよかったなと思います。
僕たち医師大学院生の目的は研究そのものではなく、博士号をとることだったり
するので(給料に直結はしませんが(笑))
論文作成、最終的にはアクセプトされないと言い方が少し悪いですが
意味がありません。学費の無駄払いになってしまいます。
そういった意味で無駄な時間を過ごさないためにも、実験を開始する前に
論文作成、投稿されてからの流れまでを見通した上で
実験に取りかかるのでは思った結果が出なかった時の対応など違ってくるかと
思います。
後、文章の表現なんかもかなり使えると思います。
必ずアクセプトされる医学英語論文 改訂版 [ 康永 秀生 ]
- 価格: 3520 円
- 楽天で詳細を見る
③論文を読む
結局初めて書く時はここは避けては通れないと思います。
何しろ英語表現も知らない、研究の周辺知識もない状態なので、
参照文献をある程度は読まないと文章は一切かけないと個人的には
感じます。最初は真似から入って、そのうち上の本に書いてある表現
とかを使えたりします。結局論文に使われている表現は限られており、
どの表現を使うかだったりするので、他の論文で使われている表現や
言い回しを参考にして書くことが多いためインプットの量は
必要と思います。
その時の読み方ですが、Abstだけを読む文献もあっていいと思いますが、
自分の実験にとって重要な論文はdiscussionまで通して読む事をお勧めします
Abstは結果の簡単な考察しかされていない場合が多く、正直なところ
いいことだけを書いていることもあります。
細かいmaterial&methodは飛ばしてもいいと思いますが、discussionを読むと
結果の解釈で少し無理して考察しているところがあったり、limitationへの
言及があったりと自分の論文にも参考になることが多いです。
どちらかというと解釈や考察に困る結果を文章にするのが難しかったりするので
個人的にはdiscussionを読むのが結構役立った気がします。
後は英語論文の論理展開を学ぶ上で、最後まで通して読むのはいいと思います。
例えば英語が母国語でない日本人の論文などは自分も真似しやすく読みやすい事
が多いので参考になります。
長くなりましたが以上です。
なんだかんだで論文作成が3か月~半年くらい最終的にはかかって
まだこれから査読なんで追加実験もあるかと思うと憂鬱ですが・・・
皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。
大学院生活② 1日のスケジュール
前回は大まかな生活事情を書いたので
今回は1日のスケジュールについて書いて行こうかなと思います。
1日フリー日で実験日は
僕は朝方で午前に集中力を使う作業がしたいので、
実験室の予約を午前に取り(2週間ほど前からスケジューリング)
早く始められる日は7時-8時頃から始めます
子供を幼稚園に送りに行ったりする日は10時開始くらいになります。
その場合は物品の準備を予め研究室に行って7時頃からしておいたり
することもあります。
大体長くても慣れてくれば実験は一工程3-4時間くらいで終わるので、
そこで昼ご飯を食べて、コーヒーブレイクをして午後から実験再開したりですかね
大体実験をがっつりやる日でも家族がいるので5時-7時には帰っています。
後、これは筋トレと名前がついているブログなので(笑)
このスケジュールより先にここ半年くらいは朝5時くらいにジムに行っています
なかなかハード・・・
ベッドありで呼び出しにおびえながらこのスケジュールは不可能ですね
とりあえず実験日はこのようなスケジュールで動くことが多いですかね
平日がメインですが、期限が決まっている実験は土日にすることもあります
僕は朝早めに行動する事が多いですが、別に夜中に実験したって大丈夫です
ただ、精神科医の樺澤紫苑先生の本に書いてありましたが、米国のラボでは
午後5時にはみんな実験を終了して、自宅で家族と過ごすことが多いらしいですね・・
一概には言えませんが、自分のリズムが確立できて、ストレスないなら、
どのような生活スタイルでもいいと思います。
小さい子供がいる家庭なら(ちょうど医者で大学院に入学するのは30前半が多いので、
子供が小さい家庭が多いのではないでしょうか)
日中子育てしながら夜寝かしつけ終わってからもう一度研究室に戻って
実験するという生活も可能は可能と思いますが、寝れないですよね・・・
中にはそうしてらっしゃる先生もいると思うので、本当に体力と精神面では
尊敬します。
大学院生活①
大学院生活(特にベッドフリー)生活について記事にしたいと思います。
まずは大まかな1週間のスケジュール
外来バイト日は今週3あって、それ以外の曜日や、午前バイトの日の午後などは
フリーで研究日になります。
例えば、月火 木の午前がバイトなら、
水 木の午後 金が研究日という扱いになります。
バイト自体は僕は耳鼻科なので耳鼻科の外来バイトをしており、
収入源はそこなのですが、
本業(大学院生活)のメインはそれ以外になります。
ここは自分の研究時間を把握していかにうまくスケジュール管理できるかが
重要になってきます。
例えばラットに薬剤を投与する実験があったとして、それを水曜にするとなると
実験室の予約、ラット・試薬の注文など逆算してあらかじめ予定を立てておかなければなりません。
後は自分が初めてする実験だと失敗する事が多いので、研究指導医の先生とアポを
取ってご一緒頂いたり、その実験が失敗した場合の予備日を予め用意して
おくとかですかね・・
臨床している時は看護師さんや病棟クラークさんにしていただいていた仕事を
全部自分でする感じですかね
臨床はチームプレーな面がありますが、研究生活はほぼ単独行動なので、
このスケジューリングのバランス感覚というのが大事になってきます。
実験自体は相手が人間ではないので詰め込もうと思えば詰め込めますが
(僕も実際当直中にPCR8回したことがあります)
詰め込みすぎるとしんどいし、失敗した時の徒労感が大きいです。
予定をしっかり立てて物品の準備がしっかりできていれば、
そこまで慌てて実験しなくても結果が出たりするのですが
半年くらいは生活に慣れず無理をしてしまい、少し体調を崩してしまったり
しました(笑)
呼び出しや当直も減ってストレスが少なくなったはずなんですがね
後は、実験によっては1週間毎日とか1週間感覚で1か月しないといけないとか
ラットの組織をとってから1~2週間以内にとか、期限が決まっている事もあるので
立て込む時期はしんどいですね
ラットに試薬を10日間毎日投与の時は、朝4時台に毎日実験したときもあって
かなりしんどかったですね・・・
ずっとではないですが
読んでくださってありがとうございます。